黒田俊雄の「権門体制論」とは、荒く括れば公家・武家・寺社家の三権門が天皇・法王を支える、古代の律令制以降の中世国家体制をいう。だから鎌倉幕府だけが中世権力の担い手だったという従来の通説は武士中心史観であるという。なかでも寺社家の権門は天台…
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